2022年6月19日

works 155


建築写真家中嶋大助
 季刊「住む。」76号・2021

建築写真家中嶋大助
建築写真家中嶋大助
建築写真家中嶋大助
建築写真家中嶋大助
建築写真家中嶋大助

濃州美濃・岐阜市。

長良川に沿って、ふつと現れる小京都の趣。
撮影前、スタッフ皆でしばしの散歩。
揃いの格子組が街並みに映えて、路地裏の猫もいい佇まい。
良い感じの材木屋もあったり。

古民家改修という仕事には、
一筆書きの線を計算してみせるような難しさを感じる。
でもこれって、「対話」なんだな。
古の大工・職人衆の声をどう聞き取るか。
そして、どう応えるか。
ダジャレて、想像的な創造と言ってみる・・・。

計算を乗り超えていく創造が、
住まう人に手渡されて、花開く。

久津輪家のダイニングの椅子は、ご主人作。
生木を割って削り出す「グリーンウッドワーク」という考え方。
これが素朴で、面白いフォルムと味わい。
漆芸家の奥さんの、アクロバティックな漆の技法と、
スティールパンを弾く、優れて感性高き娘さん。
トイレ脇に置かれた「しりとりスケッチノート」。
古の創造は今に手渡され、その先へ。

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