2017年6月27日

works 81


  季刊 住む。 62号






伊賀名張。
気まぐれな空模様のなか、野と里の境。

目まぐるしく動く雲と並走しながら、射す光、降り注ぐ恵みの雨、
静かにワクワクと、カメラを走らす。

撮影者ってのは、
いかに空気になれるかの勝負(内容にもよるけれど)、
みたいなところもある分、
現場で捨ておかれることは、しばしば。
それがここでは、ご家族のおもてなしの暖かさに促されるまま、
いつの間にか、すっかり席が用意されている。

愛あるヤマウラ家の、つなぐ家は、
内と外どころか、まったくの、「人」をつなぐ家なのでした。






ダンゴムシがcoolだって、30年ぶりに思い出したよ。