2014年1月27日

リムショット


 自転車の前輪リム・交換


大破した前輪、やっとこさ補修。

今年の4月で、めでたく10年になる、ワガ愛車。
昨秋、走行中いきなりリム縁がベコッと折れて、
アレレと思ったら、チューブ大爆発。
渋谷ハンズ前で、盛大な破裂音とともに、暫しボーゼン・・・。
まわりの視線を一身に受け、冷汗もいいとこでした(笑)。


 こんな具合に大破したリム↓ ウヒョ〜



最初、チャリ屋持ってって、直してもらうかって、
素直に思ったんだけど、
まあ、天の邪鬼な性分なもんで、
良い機会だし、ホイール組やってみっかと。
ちなみに愛車、廉価なクロスバイクです(笑)。




ガムテで新旧リムを固定し、
スポークを移植。
改めて色々調べてみると、
前後輪で、違う規格のニップル使ってることが判明。
我がチャリ、テキトーすぎるぜ・・・。
こうなりゃ後輪もやっちゃる!と、
イカした真鍮ブラック(DT SWISS)に、前後全て交換。


 これは旧ニップル↓


ー 備忘録 ー

そんなこんなで、仮組までは楽勝モード。
が、振れ取り・・・。これ全然うまくいかんのよ。
台買えば簡単、みたいなことを皆さん書いてて、
ホントかよと・・・。
即、テンションメーター買いました(泣)。
プラス、組み方にコツがあるってことが、段々解ってきた。
一本テンション張ると、
左右反対側と対角線の向こう側に、張りが加わるんだけど、
これが微妙な案配で、一目盛りに左(右)で半分、
対角線の向こうは1/4、程度の動きがあって、
さらに、タンジェント組でクロスしてる相方も、
微妙に影響され、前後の四本位も影響あるし・・・。
トライ&エラーで、何度か緩めては張り直し、
案配ってヤツが、手に掴めてきたら、
一気にフレ取り&センター出し完了。
全て1mm以内に収める。こうなりゃ意地ダイ。

やってみて解ったことは、
テンションゆるゆるの時点で、
一回ざっくりと、しかしかな〜りキッチリ追込んでおくってことか。
まずホイールに、バランスの良いカタチを作ってしまう(記憶させる感じ)。
その状態キープしつつ、しごきながらジワジワ均等に張っていく。
って、書いてると、なんだか当たり前に聞こえるのは、何故〜。
あとはひたすら、ParkToolのニップル回し使い勝手最高、ってことかな。


 復活した我が愛車↓
 -新装品-
 リム:AREXRIMS DH19
 (グリップとベルも新調)


車の体幹が引き締まった感じで、直線の走りが鋭くなった。
なんとも漕ぐのが気持ちいい。振れ取り、ハマったなこりゃ。